2020年版 企業における新型コロナ感染症と熱中症対策 14か条

熱中症

企業における新型コロナ感染症と熱中症対策 14か条

1. 上手にマスクを使いましょう

暑い時期にマスクを着けることで熱中症のリスクが高まる可能性があります。ただし、新型コロナ対策にはマスクは有用です。

熱中症のリスクが高い状況や他人との距離が取れている場合は外す、それ以外ではなるべく着けるなど臨機応変に対応しましょう。

2. 冷房使用時にも換気を

冷房使用時に換気をすることで冷房効率は下がりますが、コロナ対策には換気が有効です。

常時少し窓を開けておく。30分に1回窓を開けるなど冷房と換気を両立させましょう。

窓は可能なら2か所以上開けましょう。

換気によって室温が上がることが想定されるので、冷房の温度設定をこまめに行いましょう。

3. のどが渇く前に水分を摂りましょう

のどの渇きを感じた時には体内の水分はかなり失われています。のどの渇きを感じる前に水分を摂るようにしなければなりません。

水分を摂れるタイミングがあれば、その都度こまめに摂るようにしましょう。

4. 汗をかいたら塩分摂取も

汗をかくと水分と同時に塩分も失われていきます。その時に塩分が入っていない飲み物(水、お茶)を飲むことにより、体内の塩分(ナトリウム)濃度が低下します。

汗をかいたら水分と一緒に塩分もとるようにしましょう。

5. 暑さに備えた体づくりを

少し汗をかく程度の強度で30分程度のウォーキング、ジョギングなどを1週間程度続けることにより体を暑さに慣れさせることができます。入浴やサウナで汗をかくことも有効です。水分を十分に摂ることに気を付けながら行いましょう。

暑くなる前(梅雨明け)までに行うと、熱中症になりにくいです。

6. 暑さに慣れるまでが要注意

体が暑さに慣れていない時期に熱中症が重症化しやすいので注意が必要です。梅雨明けなど暑くなりかけの時期は作業の強度、時間に留意しましょう。

7. WBGT(暑さ指数)に応じた作業管理を

WBGTが高いと熱中症のリスクが高まります。数値に合わせ作業強度や作業時間などの管理を行うようにしましょう。

8. 仕事前、仕事中、仕事後に体調確認を

上長からの体調チェック、従業員同士での体調チェックを積極的に行いましょう。体調が悪いときに言い出せるような雰囲気作りをすると良いです。

9. 体調に異変を感じたら涼しい場所に

熱中症の原因である暑熱環境から離れることが大事です。熱中症を疑う場合は涼しいところで休み、水分をとるようにしましょう。

10. 一人だけでの作業に注意しましょう

熱中症での死亡例でよくあるのが倒れているところを発見されるケースです。早期発見できていれば亡くならずに済んだかもしれません。暑熱環境ではできるだけ一人での作業を避け、声を掛け合うようにすると良いです。

11. 意識のない人を見つけたら救急車を

意識がない場合は重篤なので、躊躇せず救急車を呼びましょう。数分のことで生死を分ける可能性もなくはないです。

意識がある場合は手順通り対処しましょう。

12. 3食きちんと摂りましょう(特に朝食)

3食をバランスよくとることは生活の基本です。特に朝食を摂らなかった場合に午前中の熱中症リスクが高くなるので気を付けましょう。

13. 睡眠を十分にとりましょう

睡眠不足は熱中症発症の原因になります。睡眠はもちろんのこと体調管理には十分留意しましょう。

14. アルコール、カフェインは控えめに

アルコールやカフェインには利尿作用があるので、熱中症に対する水分補給には適しません。たくさん摂ることは控えましょう。

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